「SWISS+TECHシースナイフってどう?気になるから、使用感とかが知りたい!」
「初心者キャンパーだけど、最初に買うアウトドアナイフを探している。モーラナイフコンパニオンを勧められたけど、持っている人が多いみたいだから被りそう。人とは違うのが良いから、良いナイフはないかな?」
キャンプで最初に買うアウトドアナイフとしては「モーラナイフコンパニオン」を選ぶ場合も多いでしょう。筆者も最初に購入したアウトドアナイフは、モーラナイフコンパニオンです。
モーラナイフコンパニオンは比較的安価ですし、使いやすいため、初心者やベテラン問わず1本は所持しておきたいナイフといえます。しかし、その分、キャンプでナイフが被ることも多いといえるでしょう。
そこで、この記事では、キャンプ歴6年で10本以上のアウトドアナイフを持っている筆者が、SWISS+TECHから販売されているシースナイフのレビューを紹介します。
この記事を読めば、SWISS+TECHシースナイフについて、以下のことが分かります。
この記事を読んで分かること
- SWISS+TECHシースナイフの情報と機能
- 使用感
また、この記事は以下の人におすすめです。
この記事をおすすめする人
- SWISS+TECHシースナイフのレビューが知りたい
- 最初の1本としてモーラナイフと被らないアウトドアナイフが欲しい
- キャンプ初心者
ぜひ最後までお読みください。
SWISS+TECHシースナイフとは

SWISS+TECHが販売するシースナイフ。
比較的安価で購入できて、品質も良い一品です。
これからキャンプを始めたいと考えたときにおすすめできるのが、SWISS+TECHシースナイフといえるでしょう。
SWISS+TECHシースナイフの形状は、キャンプナイフの定番ともいえる「モーラナイフ コンパニオン」と似ているといえます。
モーラナイフコンパニオンは、キャンプを含めたアウトドア活動をする人にとって、一度は聞いたことがあるナイフといえるでしょう。筆者が最初に購入したナイフは、モーラナイフコンパニオンでした。
多くのキャンパーが所持しているアウトドアナイフともいえます。そんなモーラナイフコンパニオンと被りたくないと考えたときに、SWISS+TECHシースナイフはおすすめです。
SWISS+TECHシースナイフの商品情報

全長 | 220mm(22cm) |
刃長 | 100mm(10cm) |
刃厚 | 2.2mm(0.22cm) |
重量 | 87g |
ブレード鋼材 | ステンレス鋼 |
ハンドル | PP(ポリプロピレン)&TPR(熱可塑性ゴム) |
刃の形状 | スカンジグラインド |
付属品 | PP(ポリプロピレン)&TPR(熱可塑性ゴム)製シース |
価格(税込) | 1,780円(2025年5月現在、Amazon) |
まずは箱の画像から。


付属品一式。

付属品
- 本体
- PP(ポリプロピレン)&TPR(熱可塑性ゴム)製シース
- 説明書
ナイフ本体とPP(ポリプロピレン)&TPR(熱可塑性ゴム)製シース。

SWISS+TECHシースナイフの重量とシースを含めたすべての重量。


SWISS+TECHシースナイフの全長と刃厚。


SWISS+TECHシースナイフを徹底レビュー

- モーラナイフ被りが避けられる
- モーラナイフよりも値段が安い
- シースが左利きにも対応
- ナイフの背で着火もできる
- バトニングはやめた方が良い
- 料理に使うのはおすすめしない
モーラナイフ被りが避けられる

SWISS+TECHシースナイフは「モーラナイフ コンパニオン」と似ている形状です。キャンプ場でのナイフ被りが避けられるでしょう。
モーラナイフ コンパニオンは、アウトドアでは定番ともいえるため多くの人が購入しているといえます。

下がモーラナイフコンパニオン。

下がモーラナイフコンパニオン。
もちろん筆者も持っており、今ではサブナイフとしてザックに潜ませています。
しかし、多くの人が持つナイフとは違うナイフが欲しい、という考えを持つこともあるでしょう。
そんなときに、SWISS+TECHシースナイフはおすすめです。
モーラナイフよりも値段が安い
SWISS+TECHシースナイフは、モーラナイフコンパニオンよりも値段が安いのも、おすすめできる点といえるでしょう。
2025年5月現在、AmazonでのSWISS+TECHシースナイフの値段は、税込1,780円です。(セールでさらに安くなっている場合有り)
反対にモーラナイフコンパニオン(ステンレス)は、税込2,310円となっています。
なおモーラナイフコンパニオンは、過去の価格帯を確認しても、2千円台を切っていることはほとんどありません。
530円の差ではありますが、少しでも安いアウトドアナイフを探している場合、SWISS+TECHシースナイフはぴったりといえるでしょう。
シースが左利きにも対応


SWISS+TECHシースナイフのシースが、左利きにも対応している点は見逃せません。多くのアウトドアナイフのシースは、右利きにだけ対応しているといえます。
右利きのシースを左利きに使おうとすると、ナイフを取り出した際に刃面が上向きになります。刃面が上向きになると、大変危険です。
もちろん、左利きでも身体の右側にシースを装着して右手でナイフを取り出せますが、ナイフを持ち替える手間がかかるでしょう。
わずかな手間ですが、そんな手間も惜しい場合、シースが左利きにも対応しているSWISS+TECHシースナイフはおすすめです。
ナイフの背で着火もできる
SWISS+TECHシースナイフは、刃の背部分の角が鋭いため、スバイン(背)着火も可能です。
ただしスパイン着火は、刃の背が汚れます。
さらに、場合によっては欠ける場合もあるため注意が必要です!
キャンプにファイヤースチールは持ってきたけど、肝心なストライカーを忘れた場合、有効活用できるでしょう。
一応、ナイフの刃の背部分の角が鋭くなくても、スバイン(背)着火は可能です。しかし、火花を発生させるのに非常に時間がかかります。
時間がかかるのであれば、それらのアウトドアナイフよりSWISS+TECHシースナイフを選んだ方が良いでしょう。
バトニングはやめた方が良い【刃厚2.2mm】
SWISS+TECHシースナイフの刃厚2.2mmのため、バトニングはやめた方が良いでしょう。
アウトドア情報サイト「BE-PAL」では、バトニングに向いているナイフの刃厚は3.5mm以上と紹介しています!
Amazonの商品画面にも、バトニングはおすすめできない旨の記載があります。
構造もフルタングではないため、なおさらバトニングはやめた方が良いでしょう。
フルタングとは、ナイフの刃を構成する金属が、刃の先端から柄の末端まで貫通している構造です。
ただし、フェザースティック作りなどの細かい作業には問題なく使えます。

SWISS+TECHシースナイフを長く使いたい場合、バトニング以外の細かい作業に使うようにしましょう。
料理に使うのはおすすめしない
SWISS+TECHシースナイフを料理に使うのは、おすすめできないでしょう。
刃の形状であるスカンジグラインドは、食材のカットには不向きです。

さらに、フェザースティック作りなどの作業に使った後に、料理に使う場合、衛生面の問題もあります。もちろん除菌シートなどで拭けば良いでしょうが、余分なゴミも増えます。
可能であれば、キャンプの料理ナイフとして代表的な「OPINEL(オピネル)」などのフォールディングナイフを用意したほうがよいでしょう。

OPINELは刃の形状がフラットなため、料理に向いています。
荷物を少なくするため、ナイフ1本でキャンプを完結させたいと考える場合もあるでしょう。しかし可能であれば、作業用と料理用のナイフは分けて用意することをおすすめします。
まとめ:SWISS+TECHシースナイフは違いを求めるならおすすめ
SWISS+TECHシースナイフは、人とは違うアウトドアナイフを求めている場合におすすめです。
キャンプナイフの定番ともいえる「モーラナイフ コンパニオン」と似て非なる形状は、周りのキャンパーから注目を浴びることでしょう。
またSWISS+TECHシースナイフは、比較的安価のため、キャンプ初心者にもおすすめできます。
ぜひ購入して違いを見せつけましょう。
それではご安全に!
キャンプ初心者には、以下のアウトドアナイフもおすすめです。