「防災キャンプは、防災を学んだり、災害の対策をしたりする目的でやるものだって聞いた。おすすめな内容や、やり方があれば知りたい!」
「災害はいつ起こるか分からないから、防災を学ぶことは大切だと感じている。防災キャンプは防災を学ぶには良いと聞いたけど、どんなことが学べるの?」
「被災した時のことを想定して一度、避難生活を体験してみるのも良いな。防災キャンプなら体験できるって聞いたけど、どんなやり方があるの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
防災キャンプは、いつ起こるか分からない災害に備え、キャンプという非日常な環境を通じて、避難生活を疑似体験できる活動や訓練をいいます。
家族や友人と楽しみながら防災の知識や技術、体験を身につけられます。防災を学びたいと考えた場合、防災キャンプはおすすめできるでしょう。
そこで、この記事では、防災士の資格を持っている筆者が、防災キャンプについて以下を紹介します。
この記事を読んで分かること
- 防災キャンプとは
- 防災キャンプをする目的
- 防災キャンプの内容や、やり方
また、この記事は以下の人におすすめです。
この記事をおすすめする人
- 災害に備えたい
- 防災を学びたい
- 防災キャンプの目的が知りたい
- 防災キャンプに挑戦してみたい
防災キャンプの目的や、やり方などを余すことなく紹介するため、ぜひ最後までお読みください!
この記事を書いた人

✅ アウトドアブログ「キャンプLogBooK」運営者
✅ キャンプ歴7年
✅ 月1~2回ほど、平日にソロキャンプを楽しむ
✅ 防災士資格受有
✅ 防災に使えるキャンプギアを多数保有
防災キャンプとは

「防災キャンプ」とは、キャンプという非日常な環境を通じて、避難生活を疑似体験する活動や訓練をいいます。
キャンプでは、基本的にガスや電気、水道を自由に使うことができません。普段、当たり前にあるものが使えない不便な環境を体験することで、実際の避難生活で必要な対応力などを身につけることを目指します。
また防災キャンプは、キャンプを楽しみながら防災が学べることも、メリットとして挙げられます。
一言に「防災」というと、難しいという印象を持たれることでしょう。しかし防災キャンプであれば、家族や友人とキャンプを楽しみながら、防災の知識や技術、体験を身につけられます。
訓練としての側面だけでなく、楽しみながら活動できるのが、防災キャンプの魅力といえるでしょう。
防災キャンプの目的

ここでは防災キャンプをする目的について、以下の3つを紹介します。
- 防災への意識を高める
- 災害に備える
- 避難生活で役立つスキルを学ぶ
1つずつ解説していきます。
①:防災への意識を高める
防災キャンプは、避難生活を疑似体験することを目的に行う活動や訓練です。防災への意識を高める良い機会となるでしょう。
防災キャンプを体験することで、災害を知り、日々の備えの重要さや避難生活で役立つスキルが学べます。
また「防災」という言葉を聞いたことがあっても、すぐに対策しようと考えて行動に移せる方は少ないのではないでしょうか。今まで生きていたなかで被災した経験がない場合、防災を自分事として捉えるのは難しいといえます。
そこで避難生活を想定して防災キャンプを行うことで、他人事であった防災も現実的なものとして向き合うことが可能となるでしょう。
②:災害に備える
防災キャンプは、災害への備えを確認できる良い機会となります。実際に防災キャンプを体験することで、備えるべき物も把握しやすくなるでしょう。
特に災害時は基本的にガスや電気、水道を自由に使うことができません。避難時と同じような環境での生活を事前に体験しておけば、どこに不便さを感じたかが分かり、対処もしやすくなります。
例えば防災キャンプ中、夜間の照明が十分に確保できず、不便さを感じた場面を挙げるとします。この場合、ライトやランタンを追加で購入することが解決策として挙げられるでしょう。バッテリーや電池の追加購入も、解決策として挙げられます。
また非常用に備蓄している食料や水がある場合、期限を確認しておくことも災害への備えにつながります。そのほか、自宅に防災用のキャンプ用品がある場合、状態や使い方の確認もしておきましょう。
このように防災キャンプをうまく利用して、備えるべき物の把握や、今ある備えを確認しておくことをおすすめします。
③:避難生活で役立つスキルを学ぶ
防災キャンプでは、避難生活を送る際に役立つスキルを学ぶことができます。実際に身体を動かし、頭で考えながら学んだ知識や技術、体験は万が一のときに役立つことでしょう。
避難生活では、ガスや電気、水道といった普段、当たり前にあるものが自由に使えない環境で過ごすことになります。不便な環境で生活せざるを得ないといえます。
しかし、防災キャンプで学んだスキルがあれば、不便な避難生活でも必要かつ適切な行動を取れるようになるでしょう。
防災キャンプの内容とやり方

前項では、防災キャンプをする目的を紹介しました。それでは、実際に防災キャンプに挑戦しようと考えた場合、その内容とやり方が気になるところではないでしょうか。
ここでは防災キャンプの内容や、やり方について、以下の3つを紹介します。
- 自治体などが主催する防災イベントに参加する
- 自宅で実践する
- キャンプ場で実践する
1つずつ解説していきます。
①:自治体などが主催する防災イベントに参加する【基本的に誰でも参加可能】
地方自治体などは、定期的に防災に関するイベントを開催しています。これらのイベントは基本的に誰でも参加できて、簡単に避難生活が体験できます。
防災イベントに参加するメリットとしては、例として以下が挙げられるでしょう。
- 炊き出しや寝床の準備など、防災に関する幅広い体験ができる
- 他の参加者と交流や意見交換ができる
- 道具の準備が必要ない場合もある など
また防災キャンプの内容は、主催する団体によって変わります。家族で参加できるものだったり、小中学生を対象にしたもの(参考:岐阜県中津川市、2025年10月29~30日実施「地域で災害に備える 楽しく学んで防災キャンプ」)だったりと、さまざまです。
まずは、自分が居住している地方自治体などのホームページを確認してみてみましょう。近々、防災イベントの開催が予定されている場合、参加を検討してみることをおすすめします。
②:自宅で実践する【自由に避難生活が体験可能】
自治体などが防災イベントを開催していない場合、自宅で防災キャンプを実践してみるのも良いでしょう。自宅であれば、自由に避難生活が体験可能です。
例えばガスや電気、水道が自由に使えない状況を想定します。そのような不便な環境において、自宅で一晩過ごしてみるなどの設定のもと、防災キャンプを行うこともできるでしょう。
また自宅で防災キャンプを行った結果、実際の避難生活で必要な備えが把握できるといったメリットもあります。
加えて自宅で実践することで、避難生活の過ごし方や被災時の待ち合わせ場所など、家族で防災を話し合うきっかけにもなるでしょう。
③:キャンプ場で実践する【よりリアルに避難生活が体験可能】
本格さを求めるなら、避難生活を想定してキャンプ場で防災キャンプをするのもおすすめです。
ガスや電気、水道が自由に使えない不便な環境で実践ができます。被災時の状況を、よりリアルに体験することができることでしょう。
また食事についても、限られた資源で料理する良い機会となります。備蓄食料がある場合、試食の機会と割り切るのも良いでしょう。
防災力をより高めようと考えた場合、キャンプ場での実践をおすすめします。今まで学んできた防災の知識や技術、体験がキャンプ場での防災キャンプにどれくらい通用するかが分かります。
もし通用しなかった場合、次回の課題にするなどして、防災力を高めていきましょう。
まとめ:防災キャンプは楽しみながら防災が学べるのが魅力
防災キャンプは、避難生活を疑似体験する活動や訓練であると同時に、防災について学ぶ良い機会となります。家族や友人などと楽しみながら、防災の知識や技術、体験を身につけられるのも、魅力といえるでしょう。
そんな防災キャンプですが、実践する目的としては、以下の3つが挙げられます。
- 防災への意識を高める
- 災害に備える
- 避難生活で役立つスキルを学ぶ
実際に防災キャンプをする場合、自宅やキャンプ場で実践すると良いでしょう。自治体などが主催する防災イベントに参加するのもおすすめです。
災害はいつ起こるか分かりません。この記事で紹介した防災キャンプを参考に、万が一のために防災力を高めていきましょう。

